↓以下は以前にも貼ったコピペ。伊藤先生の本来の考え方だ。
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『必ずワカる 英語の学習法』という本が以前あった。『伊藤和夫の英語学習法』の前の版にあたる本だ。これを自分は持っている、なぜか ^^;
ここから『解釈教室(旧版)』の学習法について書かれている部分を引用する。

(旧版は例題の解説がわずかしかなく、なかなか自習しにくい本だった。『ビジュアル』 はまだ出版されていなかった頃の話だ)。

「本というのは著者の手を離れてひとり歩きするので」「扱い方までいちいち言うのは気が進まない」と前置きをしたのち、伊藤先生はなぜか
嬉々として説明し始める。あれっ?気が進まなかったんじゃなかったの?(笑)
---------------(以下引用)----------------------
「1. 最初に全体を通読して、書物の構成と姿勢をつかむ。
2. 各章の説明と短文に重点を置いて読む。特に短文はそれぞれの文が、英語の形について必ず、新しい何かを示しているわけだから、
説明とゴチック、イタリックの活字を通して、それが何であるかを考えてみる。例題は通読するにとどめる。
3. 説明と短文は前回に理解できなかったもの以外は通読し、例題に力を入れて読む。可能ならば例題の訳を書いてみて、自分の理解度を点検する。
ということになるかしら。

G: 2回目にやる時は短文の訳を書くんですか。

I: その辺は自分で決めるべきじゃないか。頭の中で訳を作ってみるだけでもいい。それだけでは安心できなかったら書いてみてもいい。
何より大切なのは、英文構成の約束を理解することだということを忘れなければね。
そしてだいじなのは、さっきも言った、集中的にやる、つまり半年も1年もダラダラかけるのではなく2か月ぐらいでやることだろう。 」
---------------(引用終了)----------------------

どうだろうか?予想とだいぶ違うのではないだろうか?
和訳をさほどに強調してないのがわかると思う。