旧制法律学校
司法省法学校・東大法学部の卒業者や日本に
帰国した欧米留学経験者、官職についていた
人物らにより、のちに「五大法律学校」と呼
ばれることになる5つの主要な私立法律学校
が相次いで創立された。1880年4月創立の
仏法系の東京法学社(のち東京法学校、現・
法政大学)、同年9月創立の英米法系の
専修学校(現・専修大学)、翌1881年1月創立の
仏法系・明治法律学校(現・明治大学)、
1882年10月創立の英法系・東京専門学校
(現・早稲田大学)、1885年7月創立の
英法系・英吉利法律学校(現・中央大学)
の5校であった。