決定版 網羅系参考書 徹底比較
■チャート式
言わずと知れた数学の参考書。
4段階の難易度別に別れており、白・黄・青・赤の順に難易度が上がる。
問題には重複があるので、青と黄の併用は勧められない。
また、白は教科書に毛が生えたレベルであり論外。よって、一般的には青チャートがよく使われる。
歴史ある参考書であり、それゆえ知名度は高く、和田秀樹も称賛したが、解説は受験生目線とは言い難く、お世辞にも使いやすいとは言えない。また、それゆえ多くの人が理解を伴わない解法暗記に翻弄されているのが現状であり、本来の数学の実力は身に付かない。
■Focus gold
チャート式に対抗する形で作られた問題集。難易度は広いが、あれこれ詰め込みすぎたのか中途半端。有名進学校が採用しているという噂から、過大評価されがちである。
■総合的研究
数学の基礎概念を徹底的に解説した参考書であるが、趣味に走りすぎている感が否めず、受験において点数をもぎ取るというような工夫はなされていない。コンセプトなどを考えると、後述する「プラスエリート」の下位互換であると言える。
■シグマベスト
理解しやすい、これでわかるなどが該当。事実上白チャートの亜種というべきか。見やすいレイアウト、丁寧(というより冗長)で分かりやすい解説がウリだが、難易度は教科書に毛が生えた程度で受験勉強には論外。
★プラスエリート
かつて存在した"受験数学の理論"を編成したものである。
初学者でもわかるような基礎や背景知識から丁寧に解説してあり、
これ一冊で最終的には東大レベルの問題が解けるようになるまで力がつく。
しかも、高校数学を越えた知識まで習得できるからすごい。
どこぞのチャートとかと違って、本質が身に付くから、
はっきりいって他の網羅系参考書とは格が違う。

これさえあればチャートもFocus goldも総合的研究も1対1もやさ理もプラチカもいらないな。プラスエリート一冊をしっかりとこなし、
あとは過去問をこなせば怖いものなし。マジでおすすめです。