上レス>>357のリンク先に、
http://matsuri.5ch.net/test/read.cgi/joke/1506776200

>15エリート街道さん2017/10/01(日) 02:31:45.30ID:taS+DbOU
>入学者の学力・成績は 指定校推薦>内部・AO>一般 と大学の公式資料で明言し、一般募集を大幅に減らして推薦AOを増加

>ソース:早稲田大学 教務部教務課 自己点検・評価報告書(公式資料)

(以下略。レス16番も同内容)

とあるが、騙されてはいけない。
この自己点検・評価報告書の対象となった学生は90年代後半〜00年代初めの入学者(報告書は2004年度作成)。

早稲田大学 政治経済学部  一般入試推移 >>10,>>388

当時の早稲田文系はまだまだ自由で出欠を取る授業が少なく、単位取得が楽だった政経や法などは、
履修登録とテスト期間以外は登校せず楽勝単位を集めて卒業する学生が多数いた。
ところが指定校推薦は真面目に出席だけはするので(頼る友達がいないのもある)授業成績は良くなる。

この時代は就職氷河期だが、早稲田はまだ入試入学比率の高い大学で推薦Aoは少なく(政経学部は1991年まで推薦無し)、
履歴書の出身高校で分かる付属高校出身以外の早稲田文系を、企業人事は原則的に入試入学者とみなしていた。もちろん面接で大学受験のことは聞いただろうが。
まだ早稲田の評価は高く、政経法商の学生は人気大手の採用に乗れた(3学部は現在も対象だが財界評価は落ちている)。
企業社会にとって早稲田=営業要員で女子は旧一般職(女子大と同じ)、学識は元々期待されていない。また財界は早稲田卒教授の学説にも期待していない。
何とか卒業単位は満たしたがGPAは最悪の学生でも人物で人気大手に就職できた。むしろ、登校は年数日で地元で実質フリーターの生活をしている学生のほうが有名大手に就職していたりもした。

(続く)