週刊ダイヤモンド 2018年6月9日号
特集:最凶官庁 財務省の末路
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文系エリートの財務省離れ 国家総合職試験に見る異変
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 さらに近年、国際関係論コースは文系エリートの頂点が集まるとされる。大手商社や外資系企業の社員、外交官を多く輩出し、
かつての法学部に代わる、新たなエリートの登竜門になりつつある。

 さらに、財務省に入省する東大生の質の低下も深刻だ。「国家公務員総合職試験にチャレンジするのは、かつては法学部
の成績最上位層が中心だった。今はそうした層が大手企業に就職してしまい、3番手層が主」(大手予備校職員)なのだという
(左ページ下図参照)。

 文系エリートの最上位の教養学部と2番手の法学部上位層が民間企業、法学部の中間層の3番手が、財務省など官庁という
構図が徐々に広がりつつあるわけだ。