群馬県立歴史博物館
「戦国上州の刀剣と甲冑」
https://grekisi.pref.gunma.jp/event/1767/
戦国時代の上州の郷土刀は、五家伝の中の相州伝を基礎にしていると言われます。相州伝は正宗などでたいへん著名な刀剣を生み、
その系譜を継ぐ上州の郷土刀を展示します。甲冑では、上杉や武田といった戦国大名にも愛用された上州甲冑師の製作した貴重な兜が
確認されています。古文書や絵画もあわせて展示し、製作者を含めた上州の刀剣と甲冑の姿とその歴史に迫ります。

令和4年7月9日(土)~8月28日(日)
・前期 [ 7月9日(土)~7月31日(日)]
・後期 [ 8月2日(火)~8月28日(日)]



展示そのものは上州鍛冶による刀剣と兜(兜鉢)中心でかなり地味マニアックなものになる予定ですが・・・
今回の目玉はなんといっても直江兼続の「愛の兜」!
米沢市、上杉神社から貸し出し展示されるのはなんと初めてです。過去、兼続の別の甲冑は貸し出しもありましたがこれは本当に初めてだとのこと。

愛の兜は兜鉢(兜中心の半球部分)が上州鍛冶の作、というわけでほぼ400年ぶりの里帰り展示であります。
次があるかはわからないので、山形県外での展示はこれから先この時しかないかもしれません。後期日程のみなので日程に気を付けて是非ご来訪を。


名刀・木下正宗と下記逸話の本庄兜も同時展示です。

「本庄正宗」由来
http://iiwarui.blog90.fc2.com/?q=%E6%9C%AC%E5%BA%84