コロナ濃厚接触者として自宅待機中に外出、盗撮試みた疑い 大阪府警の巡査長を逮捕

大阪府警は15日までに、大阪市内の商業施設のエスカレーターで女性のスカートにスマートフォンを差し込んで盗撮しようとしたとして、府迷惑防止条例違反の疑いで、枚方署地域課巡査長西口卓弥容疑者(36)を現行犯逮捕した。

府警によると、家族が新型コロナウイルスに感染し、濃厚接触者として自宅待機を命じられていたのに外出していた。

逮捕容疑は14日午後9時25分ごろ、大阪市都島区東野田町2丁目の商業施設内のエスカレーターで、前に立つ京都府の女性会社員(23)のスカートの中にスマートフォンを差し込み盗撮しようとした疑い。
「自分の靴のかかとを直すためにしゃがんでいただけ」と容疑を否認している。

女性が振り返って「撮りましたね」と声をかけると西口容疑者は逃走。約300メートル離れた路上で周囲の人たちが取り押さえた。呼気からアルコールが検出された。

府警監察室の田畑修治室長は「誠に遺憾。厳正に対処する」とコメントを出した。(共同)

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