ニオイが苦手。飯のニオイなんかは気にならないけどそれ以外はダメ。
ガソリンの臭いとかえずくほどダメだし、動物園とかも入れないレベル。
女の身体も、無臭じゃないとヤレない。体臭もだが香水の臭いはもっとダメ。

そんな俺が、今までの人生で1個だけ受け入れられたニオイがある。
大学の時の先輩(男)の足の臭いだ。納豆みたいな、目に来るような激臭だった。

バイク通学してて、大学のすぐそばに下宿してた俺の部屋によく寄るんだが
ライダーブーツを脱いだ瞬間に、部屋中がその激臭に汚染されるのだ。
ほんとに臭くて、心はイヤでイヤで仕方なかったんだけど、でも何故か
それを嗅ぐと妙にムラムラして興奮して、勃起もする。今考えても不思議。
ちなみに俺はゲイではない。男性との経験もないし、興味も全くない。
だけど、その先輩の足の臭いだけは、直接性欲がうずくのだった。
泥酔して爆睡してる先輩の足の指を、こっそりフェラしたことがあるぐらい。

その先輩とは今も繋がっているが、バイクを止めて車に乗るようになってから
激臭はおさまってしまった。そのおかげで、今も普通に付き合えている。
今も嗅がされ続けていたら、どこかでトチ狂って告白とかしてたかもしれない。
もちろん先輩は俺の心の中を全く知らない。指フェラも知らない。永遠に秘密。

それ以外の足の臭いに興奮したことは一切ない。逆に女がブーツ脱いだ
足の臭いで全く勃たなくなったことはある。その先輩のだけイケる。
彼の臭いだけは、今思い出しても興奮できる。ほんと不思議。なんでかな。