かれこれ20年前になるけど、都内レンタルビデオ店でビデオを借りるためにレジに並ぼうとしたら、ツルピカ頭で身長180くらいある、ムキムキで屈強な兵士のような男がひとりレジに並んでいるのが見えた。
事前に商品注文していたらしく、店員さんは忙しそうにレジ奥の棚を漁っていた。
オレはその兵士の後ろに並んでしばらく待っていると、店員さんが奥から出てきて「お待たせしました!ときめきメモリアルの○○でお間違えないですか!」と兵士に向かって確認し始めた。
オレは体中の血が噴き出しそうになるのを堪えるのに必死だった。
今でも忘れられない東京の思い出。