高校時代の1個上の先輩と縁切った話。
その人とは部活が同じで、高校生だった当時から気が合ってかなり仲が良かった。学校外でもよく遊んでいて、先輩ってよりは友達だった。
高校卒業して、大学生、社会人になってもよく会っていた。
ただ、高校時代から、一つだけ気に入らないことがあった。その人は虚言癖が酷かった。
それも、喧嘩自慢の虚言癖。最初は「他校の誰々と喧嘩した」とか、「先輩ボコってきた」とか高校生らしい喧嘩の内容だったから聞き流してた。だけど、高校卒業しても「暴走族10人を1人で…」とか、「◯◯組のヤクザに絡まれて...」とか、だんだんエスカレートしていった。
だんだん喧嘩の話だけじゃなくて、女の子にモテまくる話とか、過去に重い病気だったけど奇跡的に完治した話とか、記憶喪失だった頃の話とか、とにかく話すこと全てがあり得ないような内容ばかり。挙げ句の果てには、話してる本人も、過去に自分が言ったことを覚えていないから、設定がめちゃくちゃになってて聞くに堪えなかった。最後の方は、その人の話していることが何も信じられなくなった。
そんなのが高校時代から8年ぐらいも続いて嫌になり、自分が社会人2年目で、隣の県に転勤するタイミングで完全に縁を切った。