やたらとグルメっぽいことを言う人だったけど、なんか薄っぺらいのはわかってた
たぶんマンガとかそういうやつの受け売りなんだろうな、みたいな

ある時「うちにオーブンがあるから○○作って!」と言われてアパートにおじゃました
(この時までまだ関係はなしで、そのつもりで泊まりに行った)
そこで得意気に見せられたのはオーブントースターだった
まあ頑張れば作れなくもなくはない
美味しくできるかは知らないけど
オーブントースターじゃん、と言ったらそうだよオーブンだよ?と
それまでの受け売りグルメ気取りが積み重なった最後の一押しだったと思う
なんか一瞬で相手の何もかもが全部嫌になって○○は作らないでそこで帰った
別れた

その後私が見栄を張って○○を作れると言ったくせに、目の前で作らせようとしたら
作れないのを誤魔化せずにヒスを起こして帰ってしまった、みたいなデマを流された
私の得意料理だったのを知ってる友人がデマを教えてくれたので
正しい話をしたら逆にばら撒いてくれて、そいつは女子と一部の男子の間で卒業まで「オーブン」と呼ばれた
(一部じゃない男子にはヒス女だったとしても、別に関係ないからどうでもいいやと放置した)