昔の出来事で未だにモヤっとする話

当時の私は大学生で、某カフェチェーンでバイトしてた

ある日、知的障害?のある30代くらいの人が改札から出てきてそのままカフェのレジに来た
注文すらちゃんとできない感じだけど、店長が「飲み物ですか?」「あったかいコーヒーですか?」と何度か聞いた
相手は「うん」と頷くだけで分かってるんだか、分かってないんだか不明(恐らく分かってない)
そのままコーヒー渡して、ちゃっかりお金を支払ってもらった
この支払いも誘導のようで、お財布出させて中身見て「〇〇円なので、これお預かりしますね」みたいな感じだった

結局コーヒー渡したあと、レジ前に座りこまれてしまい、何度かテーブルへの移動を促したけど動いてもらえず、警察を呼ぶことになった

警察が身分証確認して、親の連絡先を見つけて即電話、ご両親が駆けつけてくれて「ご迷惑おかけしました」と連れて帰ってくれた
警察の話によると、いつも出かけてる作業所?があって電車に乗ってきてしまったが開いてなくて駅周辺を彷徨ってしまっていたそう

私が未だにモヤっとするのはこの店長
明らかに障害があり、飲み物を頼んだかどうかも自分が認識できない相手に半ば誘導のようにコーヒーを売ってお金を払わせことに当時も今も違和感を感じる
確かに売上も大事だけど…コーヒー売る前に「お話がうまくできない障害を持った方が店にいて対応に困っている」と警察に電話でも良かったのではないかと思う

私は大学卒業を控えていたのでバイトは辞めたが、某チェーン店は表向きのイメージと中の従業員の質がかけ離れているように感じて(経験したのは自分の店舗とヘルプの数店だけど)行かなくなってしまった…

随分前の話で、お客さんのことはもうすっかり忘れてしまったけど、いまでもあのやり取りは覚えていて、正しいものじゃなかったと思う