取引先にメール送って、それ以外もちょっと手伝ってもらった帰り際、ロッカーで何の気無しにスマホ見たらセフレから「今日どう?」ってLINEが来てた
Aさんのことが少し怖かったから1人の家に帰るのが嫌で行こうと思った
LINE返信しようとしたら、スマホの画面見えてないはずのAさんが手首掴んで「行かないと打ってください」って言った
私、パニクって「何なんですか!」って手を振り解いた
その拍子にスマホが手から抜けてロッカー室の壁にぶち当たってスマホの電源落ちた
バッテリーはあったはずなのに全然再起動もかからない

恐慌状態になって、Aさんに出てって、怖い、触らないでとか叫んだと思う
気が付いたら私はロッカー室に1人で座り込んでてスマホの電源は相変わらず入らなくて、気を付けて帰ってくださいってメモを握ってた

何かわけわかんなかったけど、もう何も考えたくなくてぼーっと家に帰って、ぼーっとしたままシャワーも浴びずに寝た
朝起きたらスマホは普通っていうかスマホのアラームで起きた
カバーがちょっと傷付いてるのが、昨日のことの証拠みたいだった

それからしばらく、セフレのことを知られてるかもと思ったら誘うのも怖くてLINEも返さなかったし、セフレから連絡も来なかった
そのまま自然消滅でいいやと思ってた

実はそのセフレが、私とは別の女に会いに行って「あの日」に事故ったっていうのを、自粛明けで久しぶりに行った飲み屋で聞かされた
本人も女性も無事な自損事故だけど、一緒に車乗ってたから奥さんにバレて離婚調停中で、女性の方は慰謝料請求されて困ってるんだとか
セフレの知り合いが飲みに来て、面白半分に話して行ったんだと大将に言われた
口軽いと思ったけど、知れてよかった
妻子持ちだったってわかって連絡先消した

翌日、Aさんが休憩スペースでコーヒー飲みながら「多方面にご無事で何よりです」って唐突に言われてやっぱりこの人怖い!?と思ってるのと、私にも慰謝料!?で修羅場
でも何となくなんだけど、Aさんが「ご無事で」って言ったから、無事なんだって変な確信がある