>>728
確実に実在したとされている歴史上の人物は、いろんな公式記録(朝廷の任官録とか)、
家臣や公家といった関係者の日記、寺の過去帳とかに当時の人が言動や何やったかを記載している
そうした複数の記録を照合して、確かにいたと検証されているもの
信長や家康といったレベルになると何年何月にどこで誰と誰の子として生まれたという記録まで残っていることが多い
記載の内容が分かれて諸説ある場合もあるけど
秀吉については出生についてはまだ明らかではないのは、生まれが有力な家ではなかったため
関係者の日記やらがないから。また、仮にあったとしても戦国期は戦乱の時代だから
紙の文章は散逸しやすい。何年も経ったらふすまとかの裏張りに使ってしまったりもする
豊臣家なんかは滅亡したから大阪城と共に燃えてしまった文書も多数あるだろう

たとえば時代が下がって江戸時代の将軍や大名になると、そうした記録が
現代にも残る可能性が高くなるから検証はより簡単になる