憧れてた美人先輩の顔から一瞬にして満面の笑顔が消えたこと。
平成の初期、学生だった俺は夏休みを利用した企業実習で関西の某企業へ行った。
実習は二週間、指導はA子さんと言う入社3年目のメチャメチャ可愛い女性。
手取り足取り教えてくれるし、お昼も一緒に食べて色々話しかけてくれたなあ。
月曜アフターファイブ、こじゃれた居酒屋に連れてってくれた。もちろんおごり。
A子さんにお酌されてメチャメチャうれしい。
土曜、地域のお祭りがあって会社が参加してたんで俺もかりだされた。
A子さんの浴衣姿が可愛い。(今も写真がある)
日曜、A子さんが大阪観光に連れてってくれた。A子さんのスカート短くてずっと脚見てた。
金曜、実習終了、A子さんが人事に金もらったから一緒に打ち上げをしようと言ってきた。
まずこじゃれた中華料理屋さんでご飯を食べお酒を飲む店(バーかスナックかわからん)へ移動。
俺のA子さんへの想いはMAXになって「A子さん付き合って下さい」と言ってしまった。
そしたら一瞬にして笑顔が消えたわ…
○○君養ってくれるの?って言われたわw
答えに窮したら、できもしないことは言わないって言われた。
A子さんに笑顔が戻ることはなく、そのままお別れ。
余計なことしなければ楽しい思い出だけが残ったのに…
A子さん寄生虫wwwとか言う奴いるかもしれんが、当時は結婚して女性が家庭に入るのは当たり前だから。
今嫁も子供もいるけどA子さんのことは一生忘れん。
韓非子とマキャベリの君主論を読めと言われて本をくれたので今でも愛読書。
ちなみに長女にはAと名付けた。(あや子→あや、みたいな感じ)これは嫁には内緒。
A子さんは仕事としてやってたのに勘違いした俺が恥ずかしいわ。