罪を仕立て自殺に追い込んだ財務省、特捜(JBpress) - Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200322-00059828-jbpressz-soci&;p=1
(略数か所あり)
 一体何があったのか? 
 赤木氏の遺書というべき「手記」ならびに相澤氏のルポルタージュで示された「新事実」に即して、ありうべからざる腐敗の構造を確認してみたいと思います。

■ 仕立て上げられた「実行犯」
  まず出来事を簡潔に、年表形式の箇条書きにまとめてみましょう。

 2017年
 2月8日 大阪府豊中市・木村市議の裁判で「森友学園への国有地売却問題」が明るみに。
 2月17日 安倍晋三首相による、妻を含む関与を否定する国会答弁
 2月24日 佐川理財局長「交渉記録はない」国会答弁
 2月26日(日曜)赤木氏、午後4時半に登庁し、1回目の改竄に、断る余裕もなく無理やり参加させられる。
 3月7日頃 2回目の改竄。最終的に改竄は3〜4回に及ぶ。
 4月11〜13日 会計検査院・特別検査(第1回・合格せず第2回が6月に行われる)
 6月23日 人事異動の内示。赤木氏以外の全員が配置転換、赤木氏のみが残される。←★責任を赤木氏だけに押し付けトカゲのしっぽ切りの準備
        かつ、森友問題関連の資料がすべて処分されてなくなっていた。

 ・・・ここから、赤木氏を巡る客観的な状況、ならびに心身の容態は急変していきます。

 6月28日 18:30 特捜部来庁(赤木氏のメモそのまま)

特捜検事がやって来ても、5日前の人事で他の担当者はみな異動してしまいました。
示すべき資料は何もない。すべて知らない間に処分されてしまった。
そして、その状況で「財務省担当者」としての全責を負わされ、根掘り葉掘りやられたことが、容易に想像がつきます。
検事の方は、財務省の巨悪を裁くつもりだから、一切値引きをしないでしょう。(※当時は検察は真面目に捜査→後に安倍の犬黒川が近畿財務局に全てを押し付けようと画策)
しかし、その矢面に立たされているのは、本来の不正土地取引は全く知らず、ただ改竄という悪事に期せずして手を染めてしまった赤木さん一人です。