アクセサリーに対する考え方の違いが絶縁のもとになった
私は本物の宝石じゃない手頃なアクセサリーは(盗難防止とかに)気遣わなくていいから気軽につけられるというスタンスだが、
元友人は例え安物でも本物の宝石並に丁重に扱ってこそ「高そうに」見てもらえるんだからそうしなきゃダメというスタンスだった
事の発端は、二人で旅行して明日着る服を枕元に置いて寝ようとしたときだった
元友人曰く、「今ネックレスとブレスレットを着替えの服に挟んでたよね?
そんな雑な扱い方したら、例えばあんたがお付きの人を雇えるような身分だとしてもそういう人でさえ一発で偽物と見破るよ」
どうせ旅行だし落とすの怖いから本物の宝石(どうせ庶民だしせいぜいゴマ粒サイズのしか持ってないが)なんか
付けてくるわけないし、私のアクセサリーに対する考え方は冒頭の通りだと説明したが火に油だった
ぶちきれながら「偽物の宝石を身に付けること自体は恥じゃない、偽物だとばれるのが恥なのであって、
付けるからには高そうに見える振る舞いをしなきゃダメ!」と力説してきた
で、次の朝起きたらネックレスもブレスレットもなくなっててオロオロしてたら勝手に付けてる元友人の姿が
「これから帰るまで私がお手本見せたげる(キリッ)」とのことだが、もうキモくて付ける気失せたし
もうあげるから以後別行動な、ってそのままホテルを飛び出して帰宅まで単独行動した