経営が芳しくない為、社長が人件費抑制を強く命令している工場での話。
人員を絞り込み過ぎた為に不良品の手直し・調整が追いつかず、保管期限切れで破棄される不良品が多くなった。
先週計算してみたら、手直しで使用できる不良品を月100万円以上捨てている計算結果に。

手直し・調整は、手順を教えれば日雇いバイトでもできる作業。
週二日×8時間の勤務で派遣会社のマージンを入れても、月30万円は超えない金額で日雇いバイトを入れる事ができる。
工場の経費管理部署としてここまで示しても、社長が人件費抑制を命令していると事を理由に、工場長以下の誰も動こうとしない。
最初に工場長へ話をしてくれた上司も、社長の指示を話に出された途端に尻込み。

社長が人件費抑制を強く命令しているのは、利益を出すのが目的。
その目的を理解せずに、人件費抑制の命令だけを必死に守っている社員ばかり。
木を見て森を見ずの会社に、いい加減愛想がつきてきた。
転職を考えた方が良いのかなあ。