叔母が遺書に俺と従兄弟を交換したと書き残して病死した時
俺と従兄弟は出生日4日違いで発覚当時17歳
遺書には色々書いてあったが結局叔母が何を考えてこの様な凶行に至ったのかは不明のまま
修羅場と言うか揉めたのは婚約者にこの事を伝えた時
介護とかになった時俺にとって叔父はただの親戚じゃないから打ち明けたんだけど
婚約者の反応が、それって普通に考えたら一大事じゃないの?

けどちょこっと両家で家族会議しただけなんだよね
元々従兄弟とは双子みたいに育てられたし、実際親父の単身赴任中に母ちゃんが
入院した時には半年程俺達兄妹は叔母夫婦にお世話になった
何というか満場一致で今さらそんな事言われてもねえって感じ
強いて言うなら、えっ?叔母さんが母ちゃんだったの!?で涙が増量したくらい
従兄弟と母ちゃんは前より仲良くなった気がするけどそれだけ
叔母については、した事はまあ大変だけど産時の色々で病んでたんだろうねえ、でみんな納得
結局俺にとって家族は今の家族で従兄弟もそれは同じと言う事で緩く解決
と言う修羅場にならなかった微妙なお話