今の家庭訪問は家に上がらないのが主流だと思うんだけど、我が子の学校も例に漏れず事前のお知らせプリントでは
「湯茶等の接待は一切しないでください。玄関、もしくは門前で手短に済ませます」
と明記されてる
でも新しく赴任してきたおばちゃん先生が担任となり家庭訪問の日、うちは門から玄関が結構離れているにも関わらず門を開けたらそのまま玄関まで先に立って突き進み、玄関ドアの前で私を振り返った
開けないわけにもいかないので三和土で話そうかとドアを開けたら
「お邪魔いたしまーす」
と上がった。スリッパもないのに。私もまだ玄関ドアの外側なのに。頭の中が「え?え?え?」となってフリーズした。当然リビングもそんなに片付けてはいないのにリビングのソファに座って書類を出し始めて家庭訪問がスタートした
数分間でありきたりな内容の話だけして嵐のように去っていったけどこっちは呆然
その後の学校行事では活動的なPTAママさんに
「私さんちにブランドバッグがたくさんあった!って先生がすごい感動したらしいわよ」
と言われて目眩がした。リビングにはたしかにいくつかバッグを出しっぱなしにしてたけども…何もかもがスレタイだった
赴任して一年だけど、もう離任式の名簿に名前が入ってたので思い出して書いてみた