便乗してうちの爺さんとトンビの例
実家はいわゆる限界集落
ある日、爺さんが家でテレビを見ていたら居間に向かってカラスが凄い勢いで迫ってきた
何事かと思って凝視したら、そのカラスはぶつかる直前にフェイントかましてうまいこと横に逃げた
だけどその直後を追ってきたトンビは図体が大きい分、小回りがきかなかった
物凄い勢いでドーン!とカベに衝突してそのまま失神

こりゃあ気の毒にと思って爺さんはトンビを救出に向かった
丁寧に羽根をたたんで二足歩行の体勢に抱き起こしてあげるもしばらくは何の反応もなかった
ちゃんと呼吸しているのかなと耳を近づけた瞬間、どうやらこの時に意識が戻ったようで
トンビのやつ爺さんの耳に思いっきりかぶりつき、爺さん肉引きちぎられて大出血→救急車

爺さんいわく、「耳を大きなニッパーで切断されるかのようだった」とのこと
そのせいで爺さんの耳は一部が欠けてしまった