>>951
脳の働きは「記憶」と「想起」の2つに大別されて
記憶とは情報の蓄積、想起は情報の検索を意味します
脳が物理的に損傷しない限り、記憶が消えることはなく
物忘れやど忘れは想起力の低下によります
老化と共に想起力は衰える一方
年齢を重ねるほど記憶は増えていきますので
相乗効果でどんどんど忘れが激しくなるという仕組みです

何かをしに台所へ→ 何をしに来たのか忘れる

台所についた時点で記憶を想起させようとしたものの
想起力の低下によって情報を検索することができません

別のことをする→数時間後にとつぜん思い出す

そのときの脳内での情報検索において先ほどの記憶に関連した何か
(似たような言葉を目にしたとか)が起きて、それがきっかけで
情報の検索に成功したということです

認知症とはまったく関係ありませんのでご心配なく