https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201810/sp/0011757202.shtml
全面禁煙の神戸市役所庁舎で職員が喫煙、ネットに動画

全面禁煙の神戸市役所本庁舎で職員が喫煙していたことが23日、分かった。
動画投稿サイト「YouTube」に男性が紫煙をくゆらせる映像が公開され、市が認めた。
市は「市民の信頼を裏切る行為で申し訳ない。再発防止に努めたい」としている。
喫煙していたのは交通局職員で、場所は同局が入る3号館4階のバルコニー。
動画は15秒程度で、今月公開された。3号館に隣接する民間の駐車場ビルから撮影されたとみられる。
神戸新聞社の指摘を受け、同局が動画の男性とみられる職員に事情を聴いたところ、喫煙を認めたという。
バルコニーは避難経路として設置され、普段は施錠している。
鍵はバルコニーに通じる部屋を使う部署が管理しており、職員はこの部署に所属している。
同局は「他の職員も喫煙していた可能性がある」として聴取を進めており、「全容を解明し、必要な対処をする」としている。
市本庁舎は2011年5月末から全面禁煙となっている。庁舎自体が路上喫煙禁止地区にあり、屋外にも喫煙場所を設けていない。
同局では今月、バス運転手が回送中の車内で喫煙したことが発覚している。