日本は先進国で世界に類を見ずにきっちり事が運ぶ国なんだと思ってたが
単純にガバナンスやマネージメント、事業戦略が全くお粗末な中、
末端の人たちの機転と頑張りによるボトムアップに頼って成り立ってる国だったんだと
気づいたのが衝撃的だった。

あれは漫画のコウノトリを読んでた時だった。
院長が新しい診察法とかを入れようとするけど
主人公のサクラたちが「当然、それに伴う人員の補充もありますよね?」
と笑顔でやんわり窘めていた。で気づいたんだ。
現実社会でもニュースで児童虐待の福祉事務所の対応や
運送会社の長時間労働等が問題となる度に
「人手不足で職員一人が何人も何役も担当していて手が回らない」
といった声が決まって出てたことを。
どこの業界、現場も一人がとんでもない量と責任を担っていて、
業務範囲外のことも率先してやっている。
自分の職場もそうだ。超大手企業にも拘らず人手が足らなくて業務が回ってない。
日本の職場で適切な人員配置で回ってる職場ってあるのかな・・・?

こう書いてて、あれ?もしかして戦前の陸軍、海軍の末端に責任を押し付ける
体質から何も変わってない?と気づいたのも衝撃的だった。