高3のとき、ある皮膚病になった。
仲のいい友人には事情を説明してあったけど、けっこうあちこちでひそひそ言われた。
別のクラスからわざわざ見に来るやつもいたくらいひどかった。
「どうしたんだろうね〜」「気の毒〜」って声がよく聞こえてきた。
あるとき、別の学校に転職していった教師がやってきて、みんなとにこにこ握手した。
私も握手したけど、顔を見て、その教師は明らかにびっくりしてた。
仕方ないよな…と思ってその場を離れたけど、「彼女、どうしたんですか?」と、元担任の教師に尋ねているのが聞こえた。
元担任は「ああ、(受験の)ストレス!」と答えた。
いやストレスじゃないんだけど…。知らないなら知らないって言えばいいのに知ったかぶりして適当なこと言う人なんだなと思った。
その元担任は美人で高学歴だけど、ときどき適当なこと言う人だった。
あんまりこういう人を信用しないほうがいいなと思った思い出。