元友人は食べ物の好き嫌いが結構あったんだが寛容に接していた結果、どんどん調子づいて
最終的には私を「役に立たない毒見役」呼ばわりしやがったから切った
典型的な「野菜嫌いで肉好き」なおかつ魚は生・加熱ともサーモンだけは大好物であとは全部アウト
絶縁のきっかけになった食事では、テリーヌのことを「初めて見たけどこれ美味しいのかな?」と聞いてきた
とりあえず自分の分を食べてみて「美味しいよ」と答えたら安心しきって口に入れていたが
次の瞬間に「おええええ!」と吐きそうな声を上げながら飲み物で流し込んでいた
実はそれ、レバーが入ってたんだけど私が知らないだけで元友人はレバー嫌いだったっぽい
呼吸が落ち着いた所で、元友人はマシンガンのごとくこっちに悪態をついてきた
「嘘つき!美味しいっていうから信じて食べたらレバーの生臭い味がして吐くところだった!
今まで何度も一緒に焼き肉食べに行ったし、私は普通の肉しか食べられないの知ってたはずだよね?」
色々な意味で面倒臭いわ、私もエスパーじゃないからわからん