自営だが、祖父のころから付き合ってた外注さんがいる。その時期うちの業績が低調で
外注さんへの発注も減らしてしまっていた。
で、体調を崩していた親父が亡くなったんだがその外注さん、葬儀には来てくれなかった
葬儀後街で出くわしたときには、彼は葬儀の件は知らなくて御無礼した、今度線香を
あげさせてもらうといってくれてわかれたんだが、それっきり。
翌年、同業の社長の葬儀通夜でその外注さんが必死で裏方やら雑務を夫婦でやっている
現場をみてしまった。
結局は俺の不甲斐なさがこういうことになるんだなと情けなく、悔しかった。
さらに数年後、会社にその外注さんが突然訪ねてきたんだが、要件は借金の保証人に
なってほしいとのことだった。
頼む相手が違うだろ。