https://mainichi.jp/articles/20180619/k00/00m/040/122000c

大阪震度6弱
「水、食料を」買い物客殺到 品切れ相次ぐ
毎日新聞 2018年6月18日 22時01分(最終更新 6月18日 22時37分

 震度6弱を観測した地震の震源地となった大阪府北部のスーパーには、
飲料水やカップ麺、冷凍食品などを買い求める客が殺到し、商品が品切れになる店が相次いだ。

 大阪府高槻市城西町のスーパーチェーン「ライフ高槻城西店」では18日夕、
売り場にミネラルウオーターやお茶がなくなり、
「本日のお水は完売致しました。ご了承下さい」と書かれた紙が張られていた。
カップ麺や冷凍食品、総菜などもほとんど売り切れた。
男性店長は「水とお茶の売れ方がすごかった。翌日に出す予定だった商品もあっという間になくなった」と話した。

 買い物に来た近くの主婦(56)は「今日だけで、5軒以上のスーパーを自転車で回った。
この店にも水がなかった」と肩を落としていた。
 大阪市内のスーパーも買い物客で混雑した。「ライフ土佐堀店」(大阪市西区)では、

店内に約10あるレジカウンターに長蛇の列ができ、
缶詰やペットボトル、カップ麺などを買い物かごに数多く入れていた。

 店内では「カップ麺は1人3個まで」「飲み物は1ケースまで」などと書かれた紙も。
男性店員は「補充が追いつかない」と忙しそうだった。【大東祐紀、松本光樹】

ミネラルウオーターやお茶が売り切れた棚=大阪府高槻市のライフ高槻城西店で2018年6月18日午後7時55分、大東祐紀撮影
https://cdn.mainichi.jp/vol1/2018/06/19/20180619k0000m040129000p/8.jpg?1