リアスプロケットのチェーンラインの測定手順
リアスプロケットのチェーンラインを測定しフロントチェーンリングのチェーンラインと比較する事でそれぞれが正しく設置されているかを判断する事が出来ます
最初にスプロケットの最も外側に位置するコグの外側からハブロックナットの外側までの寸法を測定します
この測定をする場合ホイールをフレームから取り外した方が簡単に測定する事が出来ます
適宜しくネスゲージなど板状の物をハブロックナットの外側に当てがい下図のように測定します
次にスプロケットの全幅を測定します
最も小さなコグの外側から最も大きなコグの外側までの寸法を測定します
ハブのオーバーロックナット寸法を確認します
これらの数値が確定したら以下の公式に当てはめてリアスプロケットのチェーンラインを導き出すことが出来ます
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【アスプロケットチェーンライン計算式】
(ハブオーバーロックナット寸法(3)÷2)-(スプロケット全幅(2)÷2)-フレームギャップ(1)=リアスプロケットチェーンライン
この公式によって自転車の仮想中心線からスプロケットの中心までの値(リアスプロケットチェーンライン)を導き出すことが出来ます
実測値から算出される値はより正確なチェーンラインを測定するために効果的ですが以下は主要なメーカーのスプロケットの全幅データを記載していますので参考にしても良いでしょう