西遊記のモデルになった三蔵法師は
大唐西域記を著した玄奘三蔵のことで、実在の人物。
実際にインドまで行って経典を持ち帰っている。
物語に出てくるような雰囲気感ではなく
実物は、背も高く、屈強で、ゴツい。
まるで総合格闘技をしてるような容姿だった。
この人なら目的を達成しても不思議ではない感じだったらしい。
玄奘三蔵のお供をした人は数多くいたが
病気で死んだり、虎に食われたり、旅の途中でバックれたりして頻繁に変わっていた。

三蔵法師とは個人名ではなく
仏教の教典である
「経蔵・律蔵・論蔵」
すべてに精通した者を指している
そして、三蔵法師は大勢いて、三蔵法師の称号を持った日本人もいた。
又、異国から経典を持ち帰り訳した人もこの名で呼ばれた。


お供の妖怪はもちろん創作
孫悟空はインドの「ラーマーヤナ」という叙事詩で活躍する、ハヌマーンという猿の神様が元になっているとも言われている