昔、同棲してた彼女が、ある日突然荷物ごといなくなった。
その日の夜にメールが来て「他に好きな人ができた。その人と一緒に暮らしたい」と書かれてて慌てて連絡したけど全て拒否設定されてこちらからは何も言えない状態で音信不通にされ振られてしまった。

しばらくは荒れてたけど、時間が経つに連れて元カノが、どうしても飼いたいといってプレゼントした猫を置いていったことや、プレゼントした高級品はちゃっかり持って行き、安物は置いて行ったことに腹が立ってそこからは、スーッと忘れることができた。

1年ぐらい経って知らないメアドからメールが来て「預けてた◯◯(猫の名前)を迎え入れられる準備が出来たので引き取らせてもらいます。来週末、引き取りに行きます。元カノより」と書いてあった。

随分勝手な言い分だなと思い「預かったのではなく、お前はは猫を捨てた。自分のお気に入りの物だけちゃっかり持っていき、猫は安物のアクセサリーや洋服と一緒にこの部屋に捨てられてた。
最後のメールにも猫の事は一言も書かれてなかった。そんな虐待を平気でする人には猫は渡さん。二度と連絡してくるな。来ても金輪際返信はしない」と
送ってあとは拒否設定にして放置してた。

久しぶりに昔から行きつけだったお店に顔を出したらオーナーさんが苦笑いして「元カノちゃん、こないだ来てたよ。なんか困ってたよ?ちゃんと話し合いした?」と言ってきたから、「いやいや、困ったのはこっちだよ!」
と事情を説明したらいいのオーナーさんが「え?!なんか話が随分違うな…」と教えてくれた内容が、元カノが俺に「猫を返して」と連絡したら、俺が「復縁してくれるなら返す!猫が大事なら復縁しろ!」と俺が譲らないと困ってたと。
「やっと今彼とペット可の所に引っ越して、預けてた猫引き取れるはずだったのに、返してもらえないなんて、どうしよう」と涙目で相談してきたらしい。

オーナーに、その時のメールのやり取りを見せたら「え…ホントだ…。目に涙浮かべて、どうしよう、どうしようってずっと悩んでたから…。あれ演技だったのか…ハハ、怖いな…」とドン引きしてた。

そして共通の知り合いにも同じ作り話を涙目でしてた事が後日判明。
あのメールのやり取りがこっちにも残ってるのに、平気で涙目で嘘つきまくってる元カノの神経分からん。