流れを読まずに投下。

大学に入って初めてできた彼氏だったので、お互いの家でいろいろな料理を作っては食べさせ合うのが、週末デートの定番だった。
ある日、カルボナーラを作ろうと思ったが、失敗してしまい意気消沈していると彼氏が
「何でカルボナーラで失敗するかな。来週、俺の家で美味いカルボナーラ食わしてやるよ」
と美味しんぼみたいなことを言われた。まだ料理初心者だったこともあり、美味しいカルボナーラの作り方を知りたいとワクワクして、次の週末彼の部屋に行った。
確かに美味しいカルボナーラは食べられたんだけど、市販のカルボナーラのパウチを温め、その中に生ハムを投下したものだった。
彼の言うように失敗のしようがない作り方だが、これをもって料理という彼に怒りが込み上げ、数日後には別れることにした。