うちの支店長が非番の日に倒れて以来、かれこれ4ヶ月ほど昏睡状態が続いている。
それで組合の奴らが見舞いを贈ると言い出したのだが、それが有志とかではなく
「支店従業員全員強制」で、しかも平癒祈願に「千羽鶴を折って贈ろう」と言う事になったw
本来前者の強制と言うのも手法的には大いに問題で、勝手に仕切るなと不愉快だった。
しかしそれ以上に後者に至ってはどこのバカがこんなもん考えたのかと本気で呆れかえったよ。

そりゃ幼稚園児とかが皆でなけなしの小遣いはたいて折り紙買って、「○○ちゃんが早く治りますように」
とかやるなら微笑ましいかも知れない。しかしそれがいい歳した社会人がそんな幼稚でセコい事やったら
常識を疑われるよ。
社会人(いや学生もだな)の見舞いと言えばズバリ、見舞金、花、果物のいずれかしかない
(もちろん人によっては趣味の品を贈るというのもあり得るが)。
このうち花と果物(あるいは趣味の品)は本人に意識があるならアリだが、意識不明の重病人に贈っても何の意味もない。
こういう場合は本人よりも家族の立場に立ってまず考える、すなわち少しでも経済的負担を和らげるため
現金一択しかない。
それを子供の仲良しクラブじゃあるまいし、何の価値もないゴミ贈ってどうするのか。
こいつら社会人としての常識もないのかと思ったものだよ。
無論俺はバカバカしいので、配られた折り紙を突き返して参加を拒否したよ。
組合風情に強制される筋合いもなかったしな。