>>220
在日問題でもなんでも、およそ弱者権力の問題全てに当てはまるそのカラクリだけど、
そのひな型はプロレタリア独裁にあるんだよ。

共産主義の基本的な考え方で、
「ブルジョア(資本家)は本質的に絶対的強者であり悪であり、
それと対峙するためにはプロレタリア(労働者)は決起し、
代表者に全てを委任し、その代表者に集中する権力によって
絶対的権力者であるブルジョアを屈服させねばならないし、
そこで用いる手段の一切は超法規的に正当化される」
といった思想がある。
プロレタリアの代表として超法規的になんでもできる権力を掌握する者は
あくまでプロレタリアであるからブルジョアに対して弱者であり続ける、
という前提もあって、拷問でも虐殺でも何でもやるけど私達は弱者なんですぅ!!
という主張が通るものと考えている。

しかも、共産主義体制になって本質的な意味で資本家が存在しない社会になっても、
同じプロレタリアの中で気に入らない者がいれば「その言動がブルジョア的である」
という理由付けで、拷問でも何でもやって良い強者ってことにされてしまう。
どう考えてもプロレタリアの無名な一人よりも委員会の連中の方が圧倒的に強者だろうに、
「ブルジョア『的』なあいつらはブルジョア的なのだから強者であり、打倒すべき悪である」
ということになる。

「名誉男性」という一部女性に対するレッテル張りとか、全部そういう共産主義思想のやり口を
ちゃんと理解した上でなぞっているから。