無知だった大学生の頃、一人暮らしをしていたレディースマンションのすぐ側で大学生くらいの若い男に声をかけられた。
「この辺りに女性物の洋服を買えるところはありますか?」
彼女に買ってあげるのかな、と思いつつ、田舎でそんな場所はなかったので二駅先にはあるかも〜みたいな返事をした。

そしたら男の話が、洋服屋の話→実は女装趣味がある→お姉さん(私)の洋服を貸してくれないか?→家に上げてくれないか?…になった。
さすがに「いま彼氏が部屋で待ってるから」と断って、男とは穏便に別れた。

後で彼氏に、本当に女装趣味の人っているんだね〜と話したら、
「そいつ部屋に入ってお前のこと襲うつもりだったんじゃない?」
と言われて初めてぞっとした。

田舎育ちで過保護に育てられてて、それまで周りに良い人しかいなかったから、本当に衝撃的な出来事だった。