「遺言はこういう内容です」と法律家の人が言うと、小姑がにこにこしながら
「それはお母さんが生きてるときに聞いてたから知ってます。
…で、お兄ちゃんは当然放棄するんですよね。その手続きも今できるんですか?」
とか言い出した
夫が真顔で「放棄しないけど…」と返したら
小姑は「私は離婚して子供抱えてるのに非常識だよ。遺言通りにしたら私たちの住むところがなくなるじゃん。
現金も全てもらえないと困るんですけど」
「当然放棄するものだと思ってたし、そうならないと困るからそうして。これはもう決定事項」
と何故かものすごく上から目線な態度
まわりにいた法律家の人や親せきがポカーンとしてた
法律家の先生が「これはものすごく常識的で平等な分配」と説得するも聞く耳持たず
親戚の人が「お兄さんが遺産放棄してこの家の所有者になるなら、
固定資産税払わなきゃいけないけどどうするの?」と聞くと
小姑は「税金かかるの? 今まではどうしてたの? ああ、お母さんが払ってた。
ならその"税金払う権利だけ"お兄ちゃんが継げばいいジャン」

この発言でとうとう姑の妹が怒りを爆発させて
「我儘ばっか言ってんじゃないよ。あなた中心に地球が回ってると思ってんの?」
と怒鳴ったら、小姑がビービー泣いて夫に殴り掛かろうとして、その場は強制お開き

遺産分配は姑の要望通りにしました
家がなくなった小姑はしばらく公団で暮らしてたけど
五人目の子供を妊娠して再々婚して、その旦那さんの家に同居中です
…多分(我が家はもう絶縁してる)