三陸出身なのですが、会話の流れで出身地をいうと
未だにほぼ必ず震災の話になり「大丈夫だった?」と割と気軽に聞かれます。

言葉の調子や私自身の様子から、
無事だったか被害軽微だったとという返答を前提にして尋ねているのがほとんどです。
でも実際は、自宅は津波で喪失し家族も死亡、父方の親戚もほぼ全滅
友人知人も何人も喪っていて、自宅の土地は建築制限がかかっていて再建不可能。
加えて、従兄弟が宮城の被害甚大地域で教師をした経験から、今でもPTSDに苦しんでいます。
その後の遺産争いで一族離散した知人もいます。
どこまでオブラートに包んだ方がいいのか迷います。
○○の港近くだったからそれなりに、と言っても察してくれない人も意外と多く、
残った親戚や友人も「嘘を言わず引かれない程度のぼかし加減」に苦心しているようです。

非被災地域の人にも雑談で済むレベルの閾値はどの辺りになるんでしょうか?