自分もかなり悪いんだけど、それでも個人的にはスレタイだと思った話。
大学のサークルが一緒で、サークル外でも遊びに行くようになっていった友達。
遊ぶっていってもカフェで延々しゃべってるって感じで、その流れでプライベートな話もよくしてた。
その子は家族とうまくいってないらしくて、何歳の時に父親にこう言われたとか母親がこうやったとか恨み辛みをずっと話してるんだよね。まぁたしかにキツイこと言われてたから「それはひどいね」って聞いてた
同時にこっちのそういう話も聞きたがるんだけど、話したら話したで「あなたはこういう人間なんだよ」みたいな分析?された後に、上から目線でのアドバイスが始まるから、楽しく話せる時もあれば、決めつけで疲れるなって思うことも結構あったんだよね
段々としんどくなって距離置くようになっていったんだけど、たまたま近くのカフェで会って「避けてるでしょ?」って詰め寄られた。
そこで口喧嘩になって、私も売り言葉に買い言葉で「一緒にいて楽しいって思ったことない!」って言っちゃったんだよね…その場はお互い言いたいこと言っただけで終わってそのまま喧嘩別れに。
で、それから何年かして、いきなり知らない番号から電話がかかってきて出てみたらその子だった。
内容としてはあなたに「楽しいって思ったことない!」って言われたことをずっと覚えてるっていう恨み辛みと、今は自分も人として成長したから今なら楽しませる自信があるってことだった。
なんかその時、この子は全然変わってないなって思っちゃったんだよね。
もちろんそんなひどいこと言った私が悪いんだけど、その子も口喧嘩の時にはあんたのこういうところが嫌だった、はっきり思ったこと言えよって煽ってきてたのに、お互い感情的になって言ったことだとは思えないんだなって。
その子にはそういう文脈は一切切り離されてて私が酷いことを言ったっていう事実だけが記憶に残ってるってことが何か悲しかったよ。
勢いで言っちゃったけど、もちろん楽しかったこともたくさんあったしあの喧嘩で言ったことだけが全てじゃないからね。
後で考えると家族の話もいかに酷いことをされたのかって話だったんだけど、どういう文脈だったんだろうっていうのも考えちゃいました。
もちろんその子には連絡はしてないです。