いつも使ってるコンビニに新しく入ってきたバイト

相手が目の前にいても声を張り上げる。
早口と妙なアクセントが癖なのか、何言ってるか分からない。
「イラッサッセ。タダイマカラーゲアッタットナッテリヤス。」
同じことを何度も繰り返す。
「アリガトザイヤス。こちら商品ですアリガトザイヤス。またお越しくださいませアリガトザイヤス。」

本人は一生懸命なんだろうが、客としては煩わしく感じるし、なにより自分の過去を思い出すようで嫌だ。