韓国で軍事政権が終焉したのが1987年、中国で天安門時間があったのは1989年。
中国や韓国ではこれ以降になってようやく民主化や市場開放が進んでいった。

これを団塊の年齢と被せてみると、30代の初頭になる。
つまり学生運動で中国や韓国・北朝鮮を見習えとか団塊がほざいていたとき、かの国では
自由や平和という民主主義が全く機能していなかった。
それ以上に日本には情報が入ってこなかった。

この時期、団塊は実のところ中韓を見下していたんじゃないかと思う。
戦争を経験してもいないくせに。
今になって中韓が怒るのはある意味で当たり前だと思う。

もちろん、中国韓国の民主化はまだまだ十分じゃない。
団塊は今こそ、かの国に乗り込んで格差是正を叫んで民主化運動を支援したらどうだろうか。
日本の市民運動はアメリカのラルフ・ネーダーの影響を受けてきたはず。
今度は日本が中韓の民主化をリードする立場になってもおかしくない。
ま、政権に殺されるかもしれないが、現実を見てこいと。