ちょっと長いです
典型的な相談女商法で不倫を繰り返していた友達の話

何故かその修羅場の現場に友人側の弁護人()として呼ばれ、その時点では
・交際している男性が二股をしていた
・相手の女に呼び出された
という情報しか知らなくて、オットリした子だと思っていたので、まあ、第三者がいて役に立つなら…と渋々出かけて行った

蓋を開ければ友人はびっくりするほど開き直っていて、
勿論既婚であることも知っていたし、むしろ既婚だからこそコナをかけたとか
愛妻家気取りの男が自分に夢中になっていく様子が堪らないとか
愛されて調子に乗っていた女が半狂乱で自分を問い詰めるのを見るのが快感とか
お口あんぐりするしかないコメントを連投していた

奥さんは顔を真っ赤にして怒ってて(当然)
しばらく怒鳴りまくったあと、弁護士を立てるからと帰って行った

ふたりで取り残された後、何故私が呼ばれたのか聞いたら、
・私の驚いた顔が見たかったから
・無関係で事情を知らない人間を呼んで奥さんの神経を逆なでしたかったから
ってケロッと言われた
ついでに「なんでそんな無意味なことしてるの?」って聞いたら、
・結婚したくらいで安心して、一生愛して貰えるって勘違いしている女を貶めたい
・一人の女を一生愛せると勘違いしている男に思い知らせたい
・肉体関係を持ったら有責になるから、デートしかしない
ということも言っていた

これ全部淡々と話されてゾーッとして、
もう徐々に距離を置いて友達やめよう、と思いつつも最後に「私が結婚して幸せそうだったら、あの奥さんにしたことと同じことするの?」って聞いたら、ちょっと考えて「わかんない」って。
「でも、私ちゃんには学生時代によくしてもらったから、多分しないかも」と言われた(よくした覚えはない)。
彼女と出会ったのは女子校だったので、当時からこういう思考回路だったかはわからない。
「神経わからん」とか「サイコパス」って単語を見るといつもこの子を思い出す。