課内の同情の目に送られて駐車場へ向かった。車に乗り込み、K物産に向かった。
途中、事故渋滞に巻き込まれたので、K物産に到着したときはすでに10時を回っていた。
車を降りる前に中身を確かめようと封筒を開けると、一枚の紙切れが。
「結婚記念日おめでとう。今日はこのまま帰りなさい」
と書かれていた。俺はその紙をびりびりに破いて捨てた。