両親が顔を真っ赤にしてぶち切れそうになってたのをやんわり抑えてたら、一部始終を見ていた祖母がスピーチ用のマイクを引っ掴んで
「あんた達!!!いい加減にせえよ!!!!確かにこの子は一時期働いてなかったけど、それは母親の看病しとったからやろ!!
それに今は立派な社会人じゃ!!!あんた達が一生かかってもなれない公務員じゃ!!!東京に行ってるのも遊びに行ってるんじゃない!!○○省に出向して向こうに行っとるだけやろ!!!」と大噴火。
あまりの怒気に会場スタッフも動けず、自分も含めて出席者全員もポカーン。

「はー… 本当にあんた達ときたら… 申し訳ないけど、もうあんた達とは付き合えん。今回の式の費用も返さんでいいから二度とうちの敷居を跨ぐんじゃない。あんた達がうちに残してある荷物は明日にでも纏めて贈ってあげるから二度と顔を見せないでおくれ」

と言い放ち、私の手を引いて会場から出ていった。