秋になると思い出す
大学で出会って付き合った彼氏が農家の長男だった
最初はふーんって感じだったけど付き合い長くなって社会人になって「いずれは実家を継ぐ」って状態になると
こっちとしても「農家の嫁かぁ〜できるかな。虫ちょっと苦手なんだよね」と言うと「すぐ慣れる」と力強く返された
為せば成るな、彼氏の実家に挨拶に行ったら普通の田舎のご夫婦でおもてなししてくれていい感じ
せっかくだからいちばんメインの作物が成ってるところを見るといいと進められ、店で見るより立派なフルーツが実ってました
それを見た彼氏「うーん○○○がイマイチだ」とか職人の顔でキュンとしてたんですがよく見ると植物の葉にとんでもなく巨大なイモムシが!!イモムシ覚悟はしてたんですが想像より遥かにでかくてやばい。成人男性の中指くらいある。それがあっちもこっちも
すると彼氏が当然の顔で園芸用ハサミでちょんぱ
落とすとかじゃなく!薬とかでもなく!
あまりの衝撃とちょんぱされた虫から滴る何がとこ残骸とかが気持ち悪くて過呼吸になって泡まで吹いて倒れてしまいました……。

結局イモムシ一つでこんな有様ではちょっと……ということをらやんわり伝えられ、彼氏もなんとなーくFO……
いい男だったんだけどなああああ!!悔しい!