歴史的に見ても、現代においても、最も田舎をバカにするのは大阪人のように思えます。
古くは、蝦夷征討の頃東北や関東から沢山の俘囚を捕まえてきて部落に住まわせ
農奴として扱ってきた歴史があります。
1903年には大阪で開かれた博覧会で、沖縄女性2人を「展示」した「人類館事件」がありました。

現在も大阪府警による土人発言事件があったのは記憶に新しい所。
実際に大阪で面と向かって「田舎モン」と呼ばれ笑われたことがある人は少なくないでしょう。
「東京は田舎モンの集まり」という言葉も一種口癖のようになっていますね。
建前ではなく本音で話すことを信条とするので仕方ないともいえるのですが・・

ではなぜ大阪人がこんなに「田舎」というものを貶すのでしょうか?
大阪人の中には独特のヒエラルキーがあります。以下の通りです。

・畿内人は偉い。そこから離れるほど土人。(関東東北を蝦夷。九州を熊襲。沖縄を土人と見下す等)
・商人は賢い。武家は見栄っ張り。農民は頭が悪い。(大阪は商人の街だったため)
・地方出身者は田舎モンだから無能。(大阪の地方出身者だけでなく東京に対してもよく『田舎モンの集まり』と言いますね)
・歴史が古いほど価値がある。浅いほど無価値。(主に東京へ)
・古いほど偉いので次男より長男が偉い。(父親>長男>次男>末っ子。)
・難波宮があったとされる大阪も古いから偉い。(そこに生まれた自分も偉い)