>>437
即身成仏なされたのかた自身は、もちろんそれが唯物論であるとは認識しておられないでしょうし
唯物論を実践しよう!などという目的意識なぞ確かにもってのほかであると存じます

しかしながら、第三者が客観的に調べて、みえてきた正覚の状態の実態像は、唯物論のそれと等しいものと解釈できると思うのです
「全てのものは物質で構成されている。人間の意識や意志、自我さえも肉体という物質が見せる幻にすぎない」という唯物論
これはまさしく、色即是空の精神そのものではないでしょうか?
唯物論の実践=悟り、によって得られる真理とは、自分とは物質であり、世界全てもまた物質なのであるから、世界と自分は同一である、という感覚なのでは?
「菩薩様と同一存在になれる」というのも、菩薩様は悟りに至り、世界という物質自体と同一になられたので、我々が悟り、世界と同一存在であるという感覚を得れば、
「間接的に、自分=世界=菩薩様、という等号が成り立つ」という解釈ができるのです。

いかがでしょうか? 和尚様
間違っているなら、できれば具体的に違う箇所をしてきしていただきたいと思っております。
大変恐縮ですが、どうかよろしくお願いいたします。