>>427
姉の肩をずっとさすってくれてた婦警さんがちょっと泣いてたな。
義兄(クソ野郎。事故はこいつが原因)の両親が警察署に来て姉に土下座してた。
俺の親父がとにかく火葬場にって、なんとか姉連れてみんなで移動した。
母がなんか色々説得してすごい時間かかったけど棺桶に戻されて旅立ってったよ。

俺は受験の真っ只中で、どんどんおかしくなっていく姉に俺の神経も結構すり減ってたっぽい。
見かねた親父が受験に集中できるようにって俺をじいちゃんばあちゃんの家に行けって言ってくれたよ。
そこで大学卒業するまで住んでて、たまに実家に顔出してたな。
顔出してないとなんか姉貴がしんじゃうようなきがしてさ。

姉は本当に時間がかかったけどゆっくり回復していって
今ではたまにあの日の話をするよ。
姉は息子くんが居なくなって、どんどん時間が過ぎてくのにまだたまに息子くんを近くに感じる。
って言ってたのが俺の感覚がおかしいのかもしれないけどなんか怖かった。
今でも姉が普通に家事とかする感覚でしんじゃうような気がするよ。