高校に侵入して女子生徒の制服を盗んだとして、窃盗と建造物侵入の罪に問われたお笑いコンビ
「キングオブコメディ」=解散=の元メンバー、高橋健一被告(44)=東京都大田区=の初公判が2日、
東京地裁(菅原暁裁判官)で開かれ、高橋被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。

 高橋被告は黒い上下スーツと白いシャツ姿で入廷。起訴状朗読時に裁判官から証言台の前に立つよう促されると、
検察官と傍聴席、裁判官に深々と一礼した。裁判官から職業を尋ねられた際は、消え入りそうな声で「無職です」と答えた。

 検察官が明らかにした供述証拠によると、高橋被告は調べに
「20年前くらいから(窃盗を)やっていた」「制服で自慰行為したり、女子高生の姿を空想したりしていた」と供述したという。

 起訴状によると、高橋被告は平成27年4月、東京都世田谷区の都立高校に侵入し、
部活中の女子生徒3人が更衣室に置いていたブレザーやスカートなど制服25点を盗んだ。
また26年12月、江東区の都立高校に侵入し、女子生徒5人のブレザーなど44点を盗んだとしている。

 これまでの警視庁などの調べでは、高橋被告の自宅からポリ袋約70袋に入れられた制服など600点以上が押収されている。

産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160302-00000544-san-soci