札幌市長選候補者が 「生活保護は遺伝」と発言 | スクープ速報

2015年4月8日 18時0分

週刊文春WEB

?札幌市長選に自民党推薦で立候補している本間奈々氏(45)が、
「生活保護は遺伝する」などと述べていたことがわかった。

?2013年3月、保守系の団体「日本のために行動する会」で本間氏が講演。

同団体がアップした動画によれば、次のように発言している。

<生活保護は遺伝するとか世襲制だって言われてますけども、

要は生活保護をもらっているご家庭の多くのお子さんたちは、

やっぱりまた生活保護をもらうような状況に入ってしまう>
「奈々ちゃん」で売り出したが……


<大阪ってのは掃き溜めになっちゃっているという部分がありまして。
言葉悪いですけども。京都とか奈良とか、
近隣のそういうものをすべて引き受けているというのがあるんですね>
本間氏は、週刊文春の取材に対し、次のように説明した。
「講演の主な内容は地方自治で、その中で札幌の課題である生活保護の問題を取り上げました。
過激な表現だったと反省しております。言わんとしたのは貧困の連鎖。
それを『遺伝』と言ったのはよくなかった。大阪へ来て生活保護の受給をしている方がいるのも確か。
しかし表現はよくなかった。2年前に動画が出た時から、反省しています」
札幌市長選挙は、統一地方選の中でも激戦とされるだけに、
候補者の言動は今後も注目を集めそうだ。