国公立に落ちて慶應に入る……負け犬の屈辱


同じ慶應卒でも「外部生」は永久に格下扱いだ

自分の選んだ店で美味しそうに食べる彼女、そして次のデートの約束までこぎつけた。沙羅がもし恋人になれば社内でも鼻高々の自慢の彼女になるだろう。妄想は膨らみ、原田はワクワクしていた。

沙羅はグループラインを開き、原田くんとの再会を報告。

「原田くんはやっぱり原田くんだったよ」

すると、栞から返事が。

「仕方ないよ、だって彼外部生でしょ?」

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